マッサージセラピストになりたいと思い、情報収集をしていた頃、クルーズ船上スパのお仕事があることを知りました。応募要件の1つは、スウェディッシュマッサージを習得していること。スウェディッシュマッサージとは何だろう…と調べるうちにGHTSを知り、その確かな技術や、無料相談会における先生の真摯な態度に惹かれるがままに入校を決めました。
在学中は、その手技の多さやケアササイズ式の体の使い方など非常に難易度の高い技術でしたが、動画教材と豊富な実技演習によって無事に習得することができました。
卒業後はクルーズ船のスパ・セラピストの夢に向かって色々と調べました。
クルーズ船のスパで働くためには面接をしてからロンドンで研修を受ける必要があります。そこではホットストーンやバンブーを使うマッサージ、海藻マスクのトリートメントなどクルーズ船スパ独自の技術を習いました。
そして船上生活の環境に耐え得るようにと次々出される課題に、仲間と助け合いながら乗り越えました。
GHTSでは練習をたくさん重ね、知らず知らずに自信を持てるようになったのに対し、ロンドン研修では十分に練習する余裕は全くありませんでした。不安を抱えたままロンドンからダイヤモンドプリンセスの発着地である横浜へ向かい、時差ぼけや疲労感の中、初日から早速施術をしました。スパの新しい仲間はみんな明るく親切で、毎日楽しく仕事に取り組めています。
スパには、世界中からお客様がいらっしゃいます。
また年齢層も幅広く、あらゆる要望に応える必要があります。GHTSで数多くの手技を学べたため、柔軟に対応することができています。
これまで「こんなに気持ちいいとは思わなかった！」「身体が軽くなって別人になった気分だよ」、「天国にいるようでした」などの嬉しいコメントをいただきました。
航海日は目まぐるしい1日となることが多く、また自分で売り込むことも求められ、心身共に鍛えられています。その一方、休日は寄港地を楽しめる上に、仲間と船内の美味しい食事をいただいたり、夜はシアターでプロのエンターテインメントショーを楽しむこともできます。さらにお祭りシーズンは船から花火を観たりと、とても贅沢な時間も過ごせています。
私としては、最初にGHTSでケアササイズ式スウェディッシュマッサージを学べたことが本当にラッキーだったと思います。これからもGHTSで学んだ技術を基礎としながら多くの経験を積み、セラピストとして成長し続けていきたいです。
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