GHTSが伝えたいスウェディッシュマッサージとは

スウェディッシュマッサージ

GHTSが伝えたい
伝統に裏付けられた本物の技術

認定校制度休止について

おかげさまで令和5年4月に開校10年を迎えます。
そして気がつけば当校卒業生は通信コース含め180人を数えるに到りました。

今回、これまでの認定校制度は一旦休止させていただく運びとなりましたので、その理由についてお伝えしたいと思います。

これまでフランチャイズ契約という形で一部の卒業生の方にケアササイズの技術伝授をお願いしてきました。
その中でずっと問題となっていたことがありました。
それは本校卒業生と認定校卒業生の技術レベルに明らかな差があるというものでした。
その問題の本質は、既存のフランチャイズシステムとケアササイズという新しい技術の親和性に大きな乖離があるということでした。

例えば「すきやばし次郎」という寿司屋の名店がありますが、創業者の小野次郎氏が直接指導した弟子と弟子が教えた職人では技術に差が生じることは容易に想像ができます。知識や理念は伝わっても技術だけは一次指導と二次指導で大きな差が出てしまいます。
ですから二次指導を受けた職人が「すきやばし次郎」を名乗ることはおそらくないでしょう。
もし二次指導、または三次、四次と指導を受けた職人で直営店もしくはフランチャイズとして店を広げていけば、その味(技術)はどんどん薄まっていくことになります。
広げるということは薄まるということなのです。
料理だけでなく他の音楽やスポーツやその他の芸においても常に師匠から直接技術を教わることが大切で、弟子から教わるものとは確実に何かが違う形になることは間違いありません。
もちろんその当然の結果をご納得の上で何らかの理由(距離的な問題等)で弟子(認定校)を選ばれる方もいると思うのですが、私としては大切なケアササイズという技術が薄まって広まるということは本意ではありませんでした。
その対応策として、これまでも卒業後1年間は無料にてフォローアップ指導を行なって参りました。
しかし、現状お願いしておりました認定インストラクターさんの技術と指導法に今後の改善や向上が望めない以上は現在のフランチャイズという形態を一度すべて休止して改めてより良い指導者育成の方法を模索するべきと考えるに到りました。

今後、私が教えられる限界までGHTS東京を続けていきたいと思っておりますが、終わりは必ずやってきます。
しかし私の代で終わらせてしまいたくはない。なぜなら ケアササイズは確実にセラピストを幸せにできる技術だからです。50年後、100年後のセラピストにもこの技術を是非残したい。そんな強い思いがあります。

世界中の、更には未来のセラピストさん達とそのお客様がこの技術で笑顔になってもらうために私がやるべきこと、それは永続的かつ技術が薄まらない技術伝承の仕組みです。
その仕組みを開発することが私の人生の最期に残された仕事なのかもしれません。

しばらくは東京校のみとなりますが、遠方の方も含め通学方法や受講方法など出来る限りの対応をさせていただきたいと思っております。
タイミングによってはご入学を2ヶ月、3ヶ月、時には半年以上お待ちいただく場合もございますが、どうかご理解をいただきたく存じます。
引き続き皆様のご相談、お問い合わせを心よりお待ちしております。


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