リラクゼーションサロンのセラピストさんは、日々お客様を癒すのが仕事であり、自身の心身の疲れや不調はどうしても二の次になってしまうものですよね。
日本は「奉仕の精神」というすばらしい心があって、「お客様は神様」なんていう言葉もあるくらい、お客様第一主義が徹底されている非常にホスピタリティーの高い国だと思います。
その象徴的な仕事として癒し業は存在しています。
「奉仕の精神!」、すばらしいと思いますよ。 決して否定はしません。
でも、世の中のセラピストさんたちは、とっても疲れています。
セラピストである私もよくリラクサロンへ癒しを求めて、いや、ほとんどは勉強のために訪れたりします。
いつも感じるのは、セラピストの皆さんがとってもお疲れでいらっしゃるということです。
GHTSでは、セラピストの健康を守り、日々の施術を楽しく行なっていただく為の施術法を教えています。
それは、最近注目されている相互癒しテクニック、Carexercize(ケアササイズ)です。
人をケアしながらセラピスト自身もエクササイズ効果を得られる、Care&Exercize=Carexercizeという新たなボディケアのあり方です。
ケアササイズは、200年の伝統あるスウェーデン発祥のクラシックマッサージがベースになっているテクニックです。
日本ではロミロミなどのアロマトリートメントメニューをスウェディッシュマッサージと明記しているサロンもあるようですが、本物のスウェディッシュマッサージであるクラシックマッサージには大きな特徴があります。
それはフォーム、そう基本姿勢です。
あらゆるスポーツや武道において基本姿勢はとても重要ですよね。
ケガや故障を防止するために、また上達を促進するためには基本姿勢をしっかり習得することが大切になります。
自己流で続けていると、故障に繋がるだけでなく、いつまで経っても巧くはなりません。
ダンスで言えばクラシックバレエ、音楽で言えばクラシック音楽という基本を通った人とそうでない人ではその技術の深みは大きく違ってきます。
流行りで終わらず、長く続けているパフォーマーの多くは基本をしっかり学んでいるものです。
その基本であるクラシックマッサージを最初に習得することがセラピスト人生においても将来的には大きな差となるのです。
この基本姿勢をきちんと学んでいないセラピストさんが多いことには驚かされます。
当スクールで教えているケアササイズは、その基本姿勢に加えて骨盤と肩関節の連動によってよりダイナミックな施術を可能にしています。
それは、エクササイズをしながら施術をするというこれまでにない新しいボディケアの形です。
基本の正しいフォームで身体を痛めず、施術をすればするほどにセラピストも健康になっていく、それが未来のリラクゼーション、ケアササイズです。
スポーツジムやダイエットにお金と時間をかけるよりも、ケアササイズという新たな選択肢があなたの人生をより豊かなものにしてくれることでしょう。
セラピストの身体を酷使する「奉仕の精神」ではなく、まずはセラピストが健康で楽しく施術を行なえること、このセラピストファーストの精神こそ、結果的にはお客様を満足させることに繋がるのではないでしょうか?
ケアササイズが日本の、いや世界のリラクゼーション業界を変える日はそう遠くないのかもしれません。
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