GHTSが伝えたいスウェディッシュマッサージとは

スウェディッシュマッサージ

GHTSが伝えたい
伝統に裏付けられた本物の技術とは

スウェディッシュマッサージの基本技術とは

GHTSが開発したスウェディッシュマッサージ「ケアササイズ」のすばらしさは、何と言ってもセラピスト自身もエクササイズ効果により健康になれるというところにあります。
それはまるでスポーツを楽しむが如く、日々の施術を行なうことができる技術です。
そして施術をすればするほどにセラピスト自身も癒されていきます。
しかし、本当に楽しく施術を行なうためには基本技術をしっかり習得しておくことが何より重要になってきます。
それは他のスポーツでも一緒ですよね。
基本がしっかりできていないと、いつまで経っても上達せずに結局楽しさを見いだせないままに飽きて辞めてしまうことになります。
テニスならラリーが続かないと楽しくないですし、サッカーならシュートが入らなければ楽しくありません。
野球では最近メジャー行きを表明した大谷翔平選手が、打ってはホームラン、投げては日本人最速の165kmと、その活躍ぶりは本人のみならず観ている私達も楽しませてくれています。
日本の野球界では王貞治、イチロー選手以来の大スターと言ってもいいのではないでしょうか。

私は、スウェディッシュマッサージの技術を日々追及しているうちに、スポーツや武道における体の使い方にとても興味が湧いてきて、一流のスポーツ選手は何が違うのかということを分析するようになりました。
まず何より基本技術がしっかりしているということ。
そしてそもそも基本技術や基本姿勢というものは、身体の運動機能を効率よく働かせることで高いパフォーマンスへ繋げていくものであるということ。
つまり、前述の大谷さん、王さんやイチローさんも技術習得に向けての準備がとてもよくできているということです。
準備とは、運動機能を最大限に発揮するために大切な事、それは柔軟性と基礎体力、そして集中力を含めた精神力です。
柔らかい体は怪我を防いでくれると共に関節の可動域が大きくなることでバネのあるダイナミックなプレイが可能になります。
基礎体力は、疲れにくい、疲れても疲れが取れやすい強い体を作ってくれます。
精神力は、緊張やプレッシャーに動揺しない、ミスに負けない、「折れない心」が最高のパフォーマンスへと導いてくれます。

私が小学生の頃、父が初めてプロ野球観戦に連れて行ってくれた巨人阪神戦で、王選手が打った高い放物線を描く大きなホームランの残像が今でも忘れられません。
王選手がなぜ1本足打法(フラミンゴ打法)というどう見ても難しい技術にこだわったのか、それが最近ようやくわかりました。
普通に立った状態で右足を挙げてしまうと人は右側に倒れてしまいます。
倒れないためにはしっかり左足に体重を載せる必要があります。
右足を着いた状態で体重移動をするよりも1本足の方が左→右という体重移動が大きくなります。
更に王選手のフォームをYoutubeで改めて観てみると、非常に猫背なのがわかります。
これにも意味があったのだと私は思います。
バッティングの基本は骨盤の回転運動で体の軸を回転させながらバットを振るという動きです。
お尻をピッチャーに向けるように腰を後ろに回転させると共に前の肩(ピッチャー側の肩)を一緒に後ろに引く必要があります。
つまり骨盤と肩を連動させる必要があるのです。
これがバッティングの基本姿勢です。
わかりやすく言うと、背番号をピッチャーに見せるように立つ感じです。
しかし、困ったことに王選手の1本足打法は前足を大きく挙げるため、連動する肩も挙がってしまいます。
肩が挙がった状態でピッチャーを見ようとすると、首にも負担がかかります。
よって肩が挙がらないように脇を締めて背中を丸める必要があったのです。
結果的に脇を締めることで体の軸回転で生まれた力を安定的に効率よくバットに伝えることができたのかもしれません。
王選手もそうですが、イチロー選手のバッティングを見て気付かされることがあります。
それは、どちらも無駄な力が入っていない、軽く打っている感じだということです。
腕や肩、あらゆる部位の力が抜けて、身体の軸をすばやく回転させることでヒットやホームランを打っています。
腕の力で打ってはいないのです。

骨盤と肩を連動させる動きは私が開発したケアササイズテクニックとまったく同じ論理で、これに気付いてからはあらゆるスポーツの観方が変わりました。
野球の解説者やコーチがよく言っている「体が開く」とか「腰で打て」とか「突っ込み気味」なんて言葉の意味がよく解るようになりました。
それならスウェディッシュマッサージのスクールだけでなく野球のコーチもできるんじゃないか!なんて思ったりもしています。
このロジックを試したくてバッティングセンターに行きたい衝動に駆られたりもしますが、手にマメができたらセラピスト失格ですからね・・・。 ということで、それは断念・・・。
この理論は野球選手もセラピストも根本は同じなのです。
この気付きを与えてくれた王選手に感謝です。
セラピスト界のホームラン王を目指してがんばります^^


他のブログを見る


信頼できるサロンやマッサージスクールを探す