GHTSが伝えたいスウェディッシュマッサージとは

スウェディッシュマッサージ

GHTSが伝えたい
伝統に裏付けられた本物の技術とは

温泉宿の畳で受けたスウェディッシュマッサージの凄技とは!?

私が時々訪れるとある伊豆高原の温泉宿がある。
そこでいつも夕食前にアロママッサージをお願いするのだが、そのセラピストさんの技術がとっても素晴らしい。
この温泉宿は食事も旨いのだが、このマッサージもひとつの楽しみになっている。
施術場所はいつも宿泊する畳の部屋であるためセラピスト持参のマットでの施術となる。
それでも、そのセラピストさんの施術はいつも安定していて気持ちがいい。
以前私もスウェディッシュマッサージのセラピストとしてデビューした頃は出張業務も兼ねていた。
もちろん畳に布団という環境での施術経験も多々あった。
しかし、地べたに座ったり、膝立ち姿勢での長時間に亘る施術は私の腰に大きな負担となり当時の私は慢性的な腰痛に悩まされていたものだ。
それにしても、この温泉のセラピストさんはいつでも安定感があり、心地よく私を眠りに誘ってくれる。
まるで私のサロンにある高田製作所ブランドの高級施術ベッドで受けているようでいつも不思議に思っていた。
なぜ、地べたでの施術なのにこんなに施術が安定しているのだろう?
エフロラージやその他の手技における体重移動やストロークもとてもスムーズで途切れることがない。
こんなひなびた温泉旅館にも凄腕のセラピストさんがいるもんだなあといつも感心していた。

ある時、どうしても気になって顔を横向きにして彼女の施術姿を覗いてみた。
その姿を見た瞬間、私は目を疑った!
信じられなかった!!
なんと、彼女は薄いマットの横に膝を付かず、大きく脚を開いて立っていた!
間違いなく畳に付いているのは膝ではなく足裏だった。なんてことだ。
まるでヨガの達人のように、はたまた新体操の選手のように、その柔らかい股関節を大きく曲げて、スウェディッシュケアの超低いフェンシング姿勢のような大股開きの態勢で施術をしていたのである。
これは驚きである、と共に私は納得した。
どうりで安定感があるわけだ。
彼女がまるで体操選手のように引き締まった体つきをしている理由もそういうことだったのか。
また、彼女が長い期間セラピストを続けられている理由もその素晴らしい施術方法にあるのだろう。
この事実は、施術ベッドの必要性とその高さなどの大切さを説いてきた私にとっては目から鱗の出来事だった。
そうは言ってもこのような低い姿勢での基本姿勢を可能にするには相当の努力と日頃の鍛錬が必要なことは間違いない。
今となってはとても快適な環境下で施術を行なっている私など、まだまだ甘いなあと痛感させられ、何だか恥ずかしくなった・・・。
そして、叶わぬ夢だが、彼女に是非とも高田製作所のベッドでより安定感のあるマッサージをしてもらいたいという思いに駆られた。
それからというもの、ベッドの高さを低く設定する私であった・・・。
いつか、限りなく低い畳の上でスウェディッシュマッサージをする日に備えて・・・。
目標がまたひとつ出来た。
しかし、その目標は限りなく高かった・・・。